コミック担当として本望ですっ！！『バニラスパイダー』阿部洋一先生
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猛烈にテンション上がった瞬間。
こんばんは３９です。
これは私がとある雑貨兼本屋で、大好きなコミック担当をしていたときのことです。
私の好みで自由にコーナーを作っていいお店だったのでいろいろ作っていました。
そのひとつが、阿部洋一先生の『バニラスパイダー』。
当時『進撃の巨人』が注目を浴びている少年マガジンで連載されていましたが、私は断然『バニラスパイダー』のほうが好きでした。
その思いの丈をＰＯＰに書き、割と大きく長期間コーナー展開していました。
そんなある日私がレジに入っているときのことです。
「コミック担当の方いらっしゃいますか」と女性に聞かれ、「私ですが…」と答えると、その女性が突然「ありがとうございます！あそこでコーナー作っていただいてる『バニラスパイダー』の阿部洋一の妻です」と！！
私はフリーズしました。頭が追い付かずに唖然としていたら、阿部洋一先生ご本人がいらっしゃって、「ありがとうございます。一言お礼が言いたくて…」と……！！
なんということでしょう！！
お店には何回か来てくださっていたらしく、嬉しく思っていたとのことだったのです。
こちらこそ感無量でございますうううう！！！！
私が個人的に大好きだったので、いろんな人に読んでもらいたくてコーナーを作っていただけなのに、まさかご本人様が見てくださっていたなんて！！！！
その後ほんとうにとても快く、イラストとサインを描いていただき、さらにツーショット写真も撮らせていただけました。もちろんＳＮＳやらにはアップしていません。
今でも手元にちゃんと大切に保管している宝物です。
この時ほど「がんばって仕事しててよかったー！！」と思ったことはありませんね！
大っっ好きな漫画家さんご本人にお会いできるなんて夢のようでした。
そしてテンションMAXでテンパリすぎてなにをお話ししたかほぼ覚えておりません。
ですが、阿部先生はとても物腰の柔らかい素敵なお方という印象でした♡
本当にありがとうございました♡もちろん今でも阿部洋一先生の大ファンです！
バニラスパイダー（全３巻）／阿部洋一
あらすじ
ある日、町の空一面を覆うほどの巨大な蜘蛛の巣が出現。人々はその正体を解明できぬまま半年が過ぎ、特に目立った被害も見られないことから、いつしか関心は薄れ、町の風景の一部となっていた。そんな日常の中、さえない高校生の雨留ツツジは異形の怪物が人間を食い殺す現場を幾度か目撃する。
憧れの水野さんに危機が迫っていることを知り、彼女を守るためにエレベターと戦うことを決意する。
個性的な絵のタッチとちょっとグロいシーンも満載のストーリー。
なのにどこかほっとするんです。グロとほのぼのは対極のはずなのに共存している…！
しかも武器が蛇口。主人公ツツジは存在感ゼロの存在でほぼストーカー。めっちゃ弱そう。
だからこそなのか、そんなツツジに感情移入できるところがあり惹き込まれます。
弱々なよなよで頼りなかったツツジがちょっとずつ強くなっていく。だけどそんな簡単には変わらない。かっこいいだけの正義じゃない。深いストーリーです。
全３巻で読みやすいし超おすすめです！！
ではまた…(=´∀｀)人(´∀｀=)
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