虚構と現実のマンガライフ

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日常やら非日常やらを描いてる混ぜこぜマンガ。 至って平凡な至って平均的な私の普通の日常です。日常の中の非日常、平凡の中の少しの歪み、いびつさ、違和感、異常など。見つけるのがスキ。

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《テッド・バンディ》イメージ通りのサイコパスなシリアルキラー


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テッド・バンディ

    75/100点(鑑賞日:2020年1月16日)

☻☺︎なるべく短く簡単な感想。

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                        出典:eiga.com

どーも39です。 

シリアルキラーの語源になった人物。

観たのだいぶ前ですがおもしろかったので感想を。

あらすじ

ザック・エフロンが、30人以上の女性を惨殺した実在の殺人鬼を演じた犯罪ドラマ。1969年、ワシントン州シアトル。とあるバーで出会い恋に落ちたテッド・バンディとシングルマザーのリズは、リズの幼い娘モリーとともに3人で幸福な家庭生活を築いていた。しかし、ある時、信号無視で警官に止められたテッドは、車の後部座席に積んであった疑わしい道具袋の存在から、誘拐未遂事件の容疑で逮捕されてしまう。また、その前年にも女性の誘拐事件が起きており、目撃された犯人らしき男はテッドと同じフォルクスワーゲンに乗り、その似顔絵はテッドの顔に酷似していた。 

出典:eiga.com

率直な感想

まさにイメージ通りのサイコパスシリアルキラー

見た目もイケててなにより頭が良く口がうまく人の扱いがうまい。思い通りに他人を操る。カリスマ性がある。完全にサイコパスな人格の持ち主でした。(実在した人物の実際にあった事件ですが、前情報なし、テッド・バンディについてはなにも調べずに観ました。)

 

この映画は賛否ある

みたいですね。邪悪で凶悪で卑劣な感じの犯人の様子がまったく描かれていないからだと思います。テッドが犯行を犯すシーンはありません。

私はこの、三者からの視点で描いた映画としてとても素晴らしい構成だと思います。私は好きでした。

 グロイのが観たい方はこちらおすすめ ↓ 死体処理シーンから映画がはじまります。

39jonathan.hatenablog.com

 

テッドの恋人リズの視点

この映画はテッドの恋人リズから見た世界の話でした。

映画のストーリー展開としての情報だけだと、テッドは本当に冤罪なんじゃないかと思ってしまいます。

 

殺人の容疑で逮捕された時点で愛も冷めそうなもんなのに、あんなに追い詰められてまでテッドにこだわり続けるリズ。まだ小さい子供もいるのにどんどん精神崩壊していく。

ずっと理解できませんでしたが物語後半で、指名手配犯の似顔絵がテッドに似ていると通報したのはリズだったと知り納得しました。

 

リズの苦悩

似顔絵は似ているし怪しいと思う部分もあるけど、だけどもし、万が一、冤罪なら?テッド本人は「自分を信じろ、冤罪だ」と言い続けている。

もし本当に冤罪なんだとしたら自分が通報したせいで捕まっているかもしれない…

そのせいでリズが壊れていく様はリアルでした。私はそんなリズに共感してしまいました。

 

ラストは

そしてついに死刑執行の前、テッドに「本当のことを言って」と詰め寄るリズ。追い込まれた迫真の演技。

テッドはついに、自分がやったとリズにだけ示しました。やっと解放された。

 

本当に完全なる人間性の無駄遣い」(劇中にこのセリフがあります。)その能力を良い方向に使えていたら、きっと物凄いことを成し遂げていたのだろうに…。

 

ちなみに

ハーレイ・ジョエル・オスメントくんがでてました。

シックスセンス』とか『A.I.』とか観てたのですごく久しぶり!

ぽっちゃり体型のヒゲおやじになってた。そしてほっこり役でよかったです。

 

あと劇中でテッドがパピヨンという、冤罪で捕まりそれと戦うというノンフィクションの本を読み、恋人にこれは素晴らしい本だ、自分もそうなんだというシーンがありました。

私がこの映画を観た直後、 偶然にも知り合いがこの『パピヨン』のDVDをかしてくれまして、なんというタイミング!とびっくりしたのでした。パピヨンもおもしろかった。

 

それではまた(=´∀`)人(´∀`=)

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  映画の感想ちょろっと書いてますのでよかったら ↓

39jonathan.hatenablog.com

 


39jonathan.hatenablog.com


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